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2017年8月31日木曜日

8月28日 横根山 登頂

前日光ハイランドロッジ
半月山に登った後、R122号、日足トンネルを通って足尾に出て古峰ヶ原(こぶがはら)高原の前日光ハイランドロッジへ向かいます。
日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)が、ここで修行して日光へ入ったという伝承の地です。標高の高い広い高原です、その中でも象の鼻展望台からの眺めは出色とネットで知り向かいます。
ハイランドロッジへ車を停めて、ダートを30分程歩くと象の鼻展望台です。桐生の山から袈裟丸山、皇海山、錫が岳、白根山、男体山、女峰ヶ岳と180度、西側いっぱいに南から北へ続く稜線は最高です。
麓からは見えず、界隈の高山に登らなければ見えない皇海山が中央に見えます。しかし何といっても男体山が大きい。

象の鼻展望台から、写真では解らないが奥の山々の眺望が素晴らしい
今日は眺望がいま一つでしたので、良い時に再訪したいとの思いです。平らなハイキングコースですのでお子様連れでも十分に楽しめます。
少し戻って、井戸湿原と横根山へ向かいます。小川は流れていますが乾燥して湿原という感じはいまいちです。鹿柵ネットで囲われています。
湿原から横根山へ行きます。
抜かれた三角点
山頂には何と抜かれた三角点が。三角測量の時代ではなく、今は光波測距ですから三角点も必要が無くなったでしょう。
大きな石の上に積み石が
探しましたが山頂標識はありませんでした。横根山栃木県中継所という建物があります。
積み石を突っ切って進みます。ハイランドロッジへ向かいたかったのですが、象の鼻展望台に出てしまいます。

象の鼻展望台の由来となった象に似た石
これが幸いして象に似た石を確認します。朱書きで二文字が書き込まれていますが薄くて判読できません。
草を食む鹿
更に先の放牧場に鹿が40頭位、盛んに草を食んでいます。エーー、という感じでしたね。なかなか見れない光景です。
薄いですが男体山の大きさ迫力は凄いです

左から庚申山、鋸山、皇海山。皇海山が特徴的です
再訪を確信してハイランドロッジへ戻ります。ロッジ関係者も帰っていて無人の駐車場で自販機でコーラを購入して持参の紙コップで呑みます。炭酸系はグラスが必須ですね。
15時、陽射しが暑い。汗で濡れたTシャツを着替えます。
ロッジ駐車場の愛車、奥にリピーターの老夫婦のSUV。

逃げていく大鹿、80km/h位でしょうか

大きかった、角も大きい

ホルスタイン6頭と黒牛2頭
愛車で走ると直ぐに牛が草を食んでいます。何か1頭動きが違います。車を停めて見ますと大きな雄鹿です、角も大きい。疾走して逃げていきます、直ぐに視界から消えました。

古峰ヶ原から古峰神社の前を通り、鹿沼ICから東北自動車道に載り帰宅しました。
象の鼻展望台、立ち寄れなかった古峰ヶ原湿原と古峰神社は近々に再訪したいと思います。


8月28日 半月山(はんげつやま) 登頂 

展望台から
前日、今市(いまいち)に泊まったので朝食後、いろは坂を登り中禅寺湖を左に行くと歌が浜です。中禅寺は帰りに参詣する事にし、今は無料となった中禅寺スカイラインを進みます。
中禅寺湖展望台

 途中、中禅寺湖展望台に立ち寄ります。男体山が大きい。西を見ると奥に錫が岳、白根山と湖の奥に連なります。
角鉱車(かくごうしゃ)
不自然に広い半月山駐車場へ到着します。入り口に足尾銅山で使われたトロッコが2台展示されています。80cm×80×140位ですが、1t積載だそうです。


亜硫酸ガスの鉱害でハゲ山となった中倉山が痛々しい、中倉山の下が松木渓谷です。奥の右上が皇海山です。


駐車場から半月山へ向かいますが、30分位ですが完全な登山道です。着替えずカーゴパンツとドライビングシューズで行ったのは失敗。パンツの裾が土だらけになってしまいました。 

進むと分岐があり右へ行くと山頂、左が展望台です。標識はあります。真新しい白いロープが張られた巻き道を進むと山頂です。ツガがびっしりで眺望は皆無です。直ぐにおります。分岐に戻り展望台へ、分岐から15m程です。6畳の広さで急斜面に造られ、手前は1.5m、奥の方は5m程の高さで木製です。

山頂にあった案内板です。上下が逆になっていて見づらいですね。 
 展望台からの眺めは絶景ですね、お薦めです。再訪したいと思う景色です。
ここで群馬県館林(たてばやし)から来たという中年男性が来て山談義となります。トヨタのアクアで登ってきたが力が無くて参ったとの事。更に中年のペアも来ます。

中間左が社山、奥の中央が錫が岳、その右に雲に隠れているのが白根山です。社山、錫が岳は、いずれ登りたいと思います。

登山をされない方でも、この半月山展望台はお薦めです。
下山して中禅寺参詣へ、時間があったので竜頭の滝までドライブへ。車も少なく、涼しくて気持ちが良かった。


2017年8月30日水曜日

8月27日 鬼怒沼山 登頂

湿原から東方向を
ネットで知った栃木百名山、湿原がらみで鬼怒沼(きぬぬま)山が浮上します。天気予報もやっと晴れマークです。
26日19時半に車で首都高、東北自動車道、日光自動車道とつなぎ、今市IC下車。霧降峠を越えて川俣へ、更に女夫渕(めおとぶち)へ。23時到着、駐車場には60台以上です。ほとんが奥鬼怒温泉郷の利用者でしょう、宿泊の場合は送迎してくれます。
車で仮眠しますが夏用ペラペラのシュラフでは寒い。ほとんど眠れず4時半起床。スタメンの朝食後に着替えて5時15分、出発します。

遊歩道入り口
 送迎林道の橋を渡って直ぐ温泉郷への遊歩道入り口があります。元々の入り口が土砂崩れでだめになり、新たに100Mの山を階段で登って降りて、つり橋を渡って遊歩道へ行く物です。階段がきついのは言うまでもありません。この階段の上り下りが全コースで1番きつい所です。
遊歩道も落石で何度も付け替えられており、何時落石事故が起きても不思議では無い感じです。中間部に床固といって川底を全てコンクリで埋めた工事で川岸に大型車が通行できる林道があり、そこを通せば良いのにと思います。
そこを過ぎて後半も、前は林道だったのではという感じです。八丁の湯、加仁湯、日光澤温泉は共に歩いて10分で、送迎林道は加仁湯の所に合流します。
立派な加仁湯、玄関右手に足湯があり宿泊者が浸かっています。

加仁湯先の法面工事
 加仁湯先も何百mも法面工事が行われています。砂防ダム、堰堤、石垣等が何十もあります。
日光澤温泉、柴犬の老犬が
 日光澤温泉には給水設備があり、スタメンもあって水2、5Lを持ちます。登山届の記入所もあり記入投函します。
中央奥が日光澤、左から右に鬼怒川が流れています
 この辺は垂直の崖で山崩れは怖いですね。
日光澤温泉は林間学校等の利用があるのでしょうか、かなり大きな建物です
 温泉の先も護岸や法面の工事が行われています。川沿いを離れる感じで登っていきます。
アスナロが多い登山道
 やがて川沿いから離れて右方向に進むと、やや急な登りとなっていきます。八丁の湯に泊まったという8人組と抜きつ抜かれつとなります。「帰りも入浴後に送迎してもらう、宿泊者がほとんどで登山は我々だけ」との事。
滝展望台からはツガとなります。眺望は全くありません。階段、木道もあり結構急です。
距離の導がありますが直線距離でしょうか、あてになりません。
登山道に突き出る感じで伐採された太さ10cm程の木に左大腿をぶつけます。鈍痛が走り、これが後で効く事に。
眺望皆無ですと、より長く感じます。10時前に湿原へ、いっきに視界が開けます。
湿原に出ました
 残念ながらガスです。真っ直ぐ進みます。右に行くものもあり、帰りに進みましたが直ぐに合流します。
尾瀬方面の西側は終日ガスでしたね
 8人組は鬼怒沼山へは行かず、ここで帰るとの事。戻って行きます。
北側の山を、これは鬼怒沼山ではありません

 Y字路になって、右へ行くと避難小屋。真っ直ぐ進むと稜線に突き当たり右へ進みます。左へ行くと尾瀬の大清水です。
稜線はずっとこんな感じ
 道は笹も刈られ整備されています。ここで左大腿をぶつけたダメージが。
左足を1歩前へ出して着地の度に痛みが走ります。数歩、歩いては立ち止まりを繰り返しながら進みます。ほとんど平らな感じで進み、小さなピークが見えるとそれが鬼怒沼山です。そこで60代後半の単独と会います。会ってはいなかったので尋ねると、「私は稜線手前で小屋の方へ進んだので、そこで抜いたのだろう」との事。
山頂、眺望なし、すぐに下山
 稜線から標識がありツガの中を登ります、20分位でしょうか。マーキングテープがあり助かります。
稜線へ戻ると、また高齢単独者が。先程の方と同じく、かくしゃくとしています。この山へ登る方はベテランばかりなのでしょう。この方とは会う事はなかったのでスーパー林道のトンネルの所に下山したのかも。
稜線へ戻って山頂を振り返る
 単調な稜線を湿原に小屋前を通って戻ります。写真を写し、湯を沸かしスタメンの昼食とします。 
尾瀬と反対方面を、ガスも薄くなってきました
 昼食中、単独男性が稜線から来ます。「何処から登ったのか」尋ねると。「奥鬼怒林道のトンネルの所から登った」との事。黒岩山への最短コースですね。状況を尋ねると「踏み跡はあるが滑る所もあって危ない」との事でした。
今日は湿原で帰った方も含めて17名でした。というか山頂へは4名です。4人組が昼食後にここから引き返して行きます。若いカップルが昼食中です。

13時過ぎに湿原に別れを告げ下山します。まー、栃木百名山ですが、そして湿原もマイナーですよね。
一人で淡々と降ります。15時7分、日光澤温泉で自販機でサイダーを購入し頂きます。今日宿泊するという方々が6名歩いてきます。
八丁の湯も泊り客10人程が玄関前で寛いでいます。奥鬼怒温泉郷は結構賑わっていますね。16時40分、女夫渕に帰還。川俣の日帰り施設で入浴、今市に向かいました。

2017年8月29日火曜日

8月27日 鬼怒沼湿原(きぬぬましつげん)







奥鬼怒温泉女夫渕から、日光澤経由で登りました。更に鬼怒沼山へ往復しました。高曇りで空が青くなく、写真はいまいちですね。