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2017年7月28日金曜日

Hirosi Yosida exhibition

 東京新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開催されている吉田博の展覧会に伺って来ました。数年前に山岳雑誌で知ったのですが山の版画の印象は強かったです。
山の風景がより写実的に強調され印象的でした。
残念ながら今回の美術展には山岳版画があまり展示されておらず残念でした。
吉田画伯が版画を始めたのは49歳でアメリカから帰ってきてからで、それまでは絵画作成でした。
長命な方でしたので作品も多く、絵画がたくさん展示されていましたが。また客も数百人と盛況でした。老人ばかりでしたが。

あっ、入場料がSuikaの電子マネーで支払えたのは初めてですね。普及して欲しいと思います。
ネット検索で出てきますが、ヨセミテや中央アルプス駒ヶ岳から南アルプスを望む景色などは素敵ですね。やはり山の景色は素敵です。

新版画家の川瀬巴水、スチーブ・ジョブスが購入していたのが話題となっています。日本人と外国人の価値判断は全く違います。アメリカ人が版画を好むのは写実が強調されているからではないでしょうか。
風景画を主にした巴水ですが白馬には登っています。「白馬之雪渓」は素敵です。

両者の版画はネット検索で出てきますので、ご覧になって下さい。


2017年7月17日月曜日

7月17日 「足尾銅山」、「極限高地」、の写真集

小野崎一徳写真帖
 皇海山関連でネット検索をしていて知りまして閲覧しました。江戸時代から続いて明治で最盛となり栃木最大の集落だったのですが、歴史が集約されており面白かったですね。拝読の価値ありです、お薦めします。
ネット検索をしていて、クラッシックルート以外に松木川を遡って稜線から皇海山へ行き、鋸山を通って庚申山から尾根筋の中倉山を通って銅公園へ降るルートもある事を知りました。秋に伺いたいとは思っています。
ちなみに百名山の時に群馬側の短縮コースで登ってしまい、大失敗、心残りです。庚申山や鋸山からの眺望が醍醐味であり、深田久弥氏も群馬側からでは百名山に選定しなかったでしょう。

野町知嘉著
カイラスからチベットに興味を持ちチベット旅行のオーダーメイドガイドをされている小林尚礼氏ともお会いしてhttp://www.k2.dion.ne.jp/~bako/チベットに興味を持つ事となりました。
糸井重里氏のHPで知りました「極限高地」、チベット、エチオピア、インカの高地の宗教を主題としております。これも拝読の価値ありですね。
一般の方が行けない様な所の写真ですが、そういったプロの方と一般の方との差は急速に縮まってきていますね。
第2次大戦後までカイラスはブータンの領土でした。チベットと共に中国に占拠されてしまいました。


2017年7月12日水曜日

7月9日 化地蔵、日光

 浅草岳登山の翌日に日光市の化地蔵に寄ってきました、整然と並ぶ地蔵さんがとても良かったですよ。
手前の方でしたが墓も
千年以上の歴史の日光ですから、色んな経緯もあるのでしょう。


 早朝でしたので私だけ、まーマイナーでもありますからね。手前の今市で尋ねても皆解らないと言うのです。観光案内所で教えて頂きました。

地蔵さんの最後まで行って後ろ側に回ると何百もの昔の墓が。昔日は大きな寺があったのでしょうね。


2017年7月10日月曜日

7月8日 浅草岳 登頂

南岳から浅草岳、中央の稜線が田子倉(只見)コース
 朝食後、出発します。六十里登山口は駐車場から西へ50m新潟側に下がった所にあり、登山届があり明確です。樹林の中を登っていきます。
会津朝日方面
 25分程で最初の鉄塔があり視界が開けます、快晴です。
大きな向かい合った反射板
 更に進むと反射板の所に出ます。ここから1km水平に林道後を進みます。反射板の工事用だったのでしょうか。やがて標識が有り右に90度曲り登山道へ登り斜面となります。
南岳手前で振り返る、田子倉湖も
 南岳手前から豪雪地帯特有の低い灌木となり、以後稜線は全方位の眺望となります。
南岳山頂から鬼が面山
南岳はピークというより小さな丘という感じです。ほんの少し下って登り返すとヒメサユリが現れます。北岳手前まで高低差の無い緩やかなコースが続きます。

鬼が面山から浅草岳
 鬼が面山山頂手前で数株のヒメサユリがあり田子倉湖を入れて写真を盛んに写している方がいましたね。ヒメサユリは鬼が面山と北岳の中間点が最も良く、鬼が面で引き返してはちょっと残念ですね。
鬼が面山山頂から北岳、奥は守門岳
 北岳は手前の鞍部から急登となります。反対の降りは更に急です。ネットでも北岳で帰ったという方も多く、当日も何人もいました。
手前鞍部まではハイキングコース並みの楽なコースです。北岳手前から前岳までのアップダウンがきついです。
なお、コースは山頂手前100mをかすめており、北岳山頂へ向かうと藪となっており何もありませんでした。
北岳を過ぎる頃から太陽が真上となり、暑さが堪える様になります。北岳前後で若いソロ3人と会いましたが4時半に出たとの事で、やはり早出が大事と再確認しました。
暑いのとアップダウンで日陰で大休止となります。
奥が中の岳と越後駒ヶ岳
 喘ぎながら登って少し下るとムジナ沢からの登山コースの合流点に出ます。前岳の直下です。
奥は粟ガ岳
 草原となっており守門岳も大きい。湯を沸かしカップヌードルの昼食とします。朝はインスタントラーメン、昼はカップヌードルでは少なくて腹持ちが悪かったですね。
前岳北側の大きな設計、幅200m長さ800m位
 雪は緩んでおり、ピッケル無しでも平気です。越えた所から山頂まで木道となっています。ムジナ沢方面からの登山者がたくさんいます。
山頂手前は小さな池塘や湿原となっておりロープが張られて保護されています。
ワタスゲも咲いています、ヒメサユリも咲いています。手軽に登るのであればムジナ沢からが良いでしょう。ただ、鬼が面山の稜線は全方位の眺望でありなかなかのものでしたね。

山頂
 2度目の山頂です。前はGWで真っ白の世界でしたね。
山頂から田子倉コースを俯瞰

山頂から鬼が面の稜線、右から2番目が北岳
 同じコースを戻るのもと思い田子倉コースを下山する事にします。しかし暑い。水はヌードル用も含めて3,5L持参して熱中症にならない様にと考えましたがダメでしたね。
直射日光で気温が高い状態が続くと体温も高くなってしまいました。
樹林帯に降るまでゆっくりと降ります。急斜面を降るのは疲れます。やはり多くの方がこのコースを登りに使うのが正解でしたね。
鬼が面の稜線、中腹は大きな雪渓。水の音が響きます。
 景色的には鬼が面の稜線をずっと眺めながらで良かったですが。樹林帯に入る前に日陰で30分、ブナ林に入ってからも30分の大休止をとります。頭はしっかりしていますが疲労感が大きい。暑くてたまらないので、他に人はいないので上半身のファイントラックの麻のウエアを脱ぎます。体感的には裸の方が涼しい感じがします。裸のまま下山します。
 下の方で沢が出てきて手拭で首や腋の下を冷やします。沢水も呑みます。
1本の大きな川を鉄パイプと板の橋を渡り、小さな沢を数本渡ると駐車場となります。
ウエアを着て国道に向かいます。駐車場はトンネルの排泄残土で埋められたのでしょう、200m以上の平地です。
浅草岳を振り返る
国道でヒッチを4台しますが停まってくれません。歩いて六十里まで行く事にし歩きます。直ぐにトンネルシェードになり、1台車が来ます。ヒッチをすると停まってくれて乗せていってくれる事に。
田子倉コースから登り六十里に降りて自転車で戻ってきたそう、群馬の遠藤さんでした。
車中で話しが弾み、300名山を登った話しをしますと「私も登りました」との事。
明日は鳥海山へ登るのでこれから行くとの事です。
六十里の車まで送って頂きました、遠藤さん有難う御座いました。
車は他に軽のキャンピングカーが1台、下山したところだったのでしょうか。私が出る時に車に出入りしていましたね。

2017年7月9日日曜日

7月7日 只見町へ、ヒメサユリを

JR只見駅前
ヒメサユリ目当ての鬼が面山経由浅草岳でしたが、雨が続き予報がやっと晴れとなり7日金曜16時に愛車で出発しました。只見町は前は知らずに関越自動車道小出IC経由で伺っていましたが、運送事業者の言や只見町HPにもあるとおり、東京からは東北自動車道那須塩原IC経由、塩原温泉から南会津経由の方が近く、高速代も安価となります。
2、3年前は駅近くに山六食堂があり繁盛しており私も利用していたのですが、後継者がおらず廃業となりました。また24時間営業のコンビニもなく、役場に問い合わせると南会津町で利用してくれとの事でした。

写真は駅から南側で40台位停められる駐車場の後ろに左の建物がタクシー会社、右が旅館となります。駐車場は手前の白い車と私、他に大型トラックの3台でした。
駅のトイレは24時間利用できます。駅前のベンチでビールと赤ワインを呑んでいると地元の方が自販機の飲み物を買いにこられ、歓談します。
再建が決まった只見線の只見福島間の話しや、外人女性が多く嫁に来ている話しは面白かったですね。

茹だる様な東京の暑さで車中泊では暑くて眠れないのではと心配は大外れで、只見の夜は寒く合羽の上下を着ても寒くて寝られませんでした。
4時に目覚ましをかけてもモチベーションが上がらず横になっていましたが、直ぐに地元の方か観光客でしょうか車が何台も来て女性達のおしゃべりタイムとなり、たまらず六十里登山口に向かいます。何時もそうですが只見町は朝方はガスに覆われていますが、登山口は晴れて雲一つありません。既に10台以上の車が停めてあり、自転車も3台デポされています。
持参のインスタントラーメンを啜っていますと、レクサスに乗った男性が「前に守門岳で会いHPを教えて頂いた」と話しかけてきます。「車で解った」との事でした。長岡在住との事でしたが私の方に全く記憶が無いのです、元々私は人の顔を覚えない方なので。
その方は先行します。
のんびりと食事をし着替えますが、久しぶりの登山ですのでいろいろ忘れ物をしてしまいましたね。時計も。

登山は後日アップします。とりあえずヒメサユリを。

 南岳を過ぎるとヒメサユリが出てきます、幾つかという感じですが、この薄いピンクは独特ですよね。私が最初に見たのは飯豊山塊の地蔵岳でしたね。
 快晴、空の青がバックですと一層引き立ちます。

 鬼が面山頂手前ですが、蝶が盛んに止まります。
 鬼が面と北岳の中間点、2、30株でしょうか、バックに青空も入り、ここがハイライトでしょうか。ネットでもアップされています。
 前岳手前からニッコウキスゲが現れます。
これは浅草岳山頂手前のものです。ハイライト地点にこだわらないのであれば、新潟県側からの楽なコースが良いと思います。福島県側の六十里と只見口は健脚を要求されます。


2017年7月3日月曜日

7月2日 Vinson Massif ビンソンマシフ

Vinson Massif, from wiki
豊海で開催された京大山岳部OBの小林尚礼氏主催の「梅里雪山からラサまで」の旅の報告会に参加してきました。雲南からラサまでバスをチャーターして陸路の旅です。
中国公安は厳しく、予定変更を余儀なくされたとの事です。

新潟県の浅草岳の予定でしたが、新潟はずっと雨予報です。

    ナムチャバルワ峰(7,782m)小林尚礼氏のFBから

雲南の村人、小林尚礼氏FBより
 旅の報告会の二次会でビンソンマシフ登頂を狙っている津田三佐雄氏と歓談しました。7大陸最高峰を登頂を目指しビンソンマシフだけ残っており、同行者を探しているとの事です。費用は500万位。希望者は連絡下さい。
南米のアコンカグアは田部井淳子さんと登ったそうです。

津田三佐雄氏、氏のブログから

氏のブログです。https://blogs.yahoo.co.jp/misaotsuda/MYBLOG/yblog.html