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2016年7月11日月曜日

7月10日 荷鞍山(にくらやま) 登頂

アンテナ塔から直ぐの燧ヶ岳
富士見小屋までと、復路のアヤメ平は前のアヤメ平のブログを参照下さい。
この山は何時も拝見させて頂いている「寄居の山賊」の方のHPで知るところとなりました、ほんとうに有難う御座いました。

事前に片品村観光協会に問い合わせますと返答が。

お問い合わせ誠にありがとうございます。片品村観光協会です。荷鞍山にはやはり基本登山道というのはなく東京電力の方が巡視用の為の道があるだけとのことでした。観光協会にもあまり情報が無く、管理している東京パワーテクノロジー戸倉支社の方に確認してみました。ただ一般の方の入山は禁止されているそうです。お仕事関係で入山の方は東京パワーテクノロジー戸倉支社0278-58-7311までお問い合わせ下さいとのことでした。お力添えになれず申し訳ございません。 片品村観光協会
丁重親切な誠意あるお返事、誠に有難う御座いました。

尾瀬ヶ原西側の200名山の景鶴山もそうですが、年間何千人も登ってますよね。ツアー客も盛大に。ネットでは中には馬鹿正直に東京本社まで登山許可をもらいに行ったとの方も。
スキーが得意な私も重いアルペン滑降用スキーで山頂から尾瀬ヶ原に向けて滑降しましたが。
飛び越えようと思ったヨッピ川に、藪に捕まって(雪下に隠れてるY字型の木にスキーがガッチリ挟まった)、落下してしまいましたが。


富士見小屋から車道を進みますと、直ぐに標識があります。3点表示で1方は見晴らしの下田代十字路、1方は尾瀬沼表示です。頭に叩き込んできたので地図は持参しませんでした。スマホのヤママップを立ち上げましたがうまく地図表示が出来ません。尾瀬沼方面とは思っていたのですが、トラックが走る様な完全な車道なのです。
尾瀬ヶ原方面へ進みます。どんどん降って行くのです、辺りを見ますが高い所はガスで解りません。戻ります、戻る少し前の地点で進行方向に燧ヶ岳ではないかと思える山が1部見えたからです。30分以上ロスしたのでしょうか。

車道を進みます、500m程で片品ナンバーのスーパーカブが停めてあります。えーっ、と思い辺りを取り付きがあるのかと思い数分間見渡します、何もありません。このカブは帰りにも停めてありました。
車道を進んでいくと、やがて大きな反射板、アンテナが現れます。車道はこの建設のせいだったのです。そこからは普通の細い登山道となり皿伏山への標識がありました。
進んで直ぐに小さな湿原状の所があって燧ヶ岳が今日初めて全容を現わします。笹とまばらにツガがある見通しの良い登山道を進んでいきます。
アンテナの所と湿原状の所で大清水から登ってきたという単独男性と会い、荷鞍山について尋ねます。アンテナの所で会った人は「藪漕ぎで登っていく」、湿原状の所の人は「誰も行かないので道は無くなった」と。いい加減だなー、適当だなー・・・。
荷鞍山のコースで会ったのは、この二人だけでした。

陽射しの降り注ぐ中を先に白尾山へ向かいます。常時、進行方向右に荷鞍山が見えます。ネットでも検索しますと「ここしかないという所に入り口がある」。との事でその方が良いと思ったからです。ネット検索でも見つけるのに手こずったともありましたから。

白尾山頂、バックは荷鞍山
 主稜線登山道は荷鞍山に対して弧を描く様に取りついており、荷鞍山に1番近く支稜線に降りる様な感じの所が入り口です。
薄いけど確たる踏み後
 「ここだ」と私には1発で解りました。4本のツガの木の皿伏山方面から3本目と4本目の間、目印はありません。ネットでは「そこに棒が打ち込んであった」と記載されたものも見ましたが、棒その他の目印は一切ありません。なお、すぐ手前富士見峠寄りにも4本のツガがあります。
そこからの荷鞍山
入り口から荷鞍山です、注意深く見ていれば必ず解ると思います。するすると体は進んで7、8mで道に出ます。幅2m、昔に枯葉剤を播いたのではないでしょうか。
少し主稜線の道と平行に進むと、まっすぐ荷鞍山に向けて降りて行きます。平らな鞍部をしばらく進んでいくと大石が現れ右に巻いて行くと密生したツガの木の根道の急な登りになります。
喘ぎながら登っていくと、地面に山名標識の山頂となります。
北西側はだめですが、南東側は180度開けており男体山から白根、皇海、赤城、至仏等々幾つもの山々が見渡せます。

幅2m、明確な道

山頂から南峰越しに片品村と赤城山、右奥は武尊
 ネットでは南峰を通って大清水への道路まで道は続いているとの事です。当初は富士見下から登って南峰から下の道路までのコースも考えましたが。
アヤメ平の稜線、至仏山の奥に巻機山か
180度とは言え素晴らしい眺望であり、登山者には是非お薦めです。来て良かったと本当に思いました。湯本様、有難う御座いました。
男体山から白根、右奥は皇海山
眺望を多いに楽しんだ後、下山します。急な木の根道は降りもほんの少し難儀。今日のコースはここだけですね。
帰路でアンテナ手前の小湿原からの燧ヶ岳
朝はガスに覆われていた空もすっかり青空に、地平の山々もはっきりと見えます。広い車道歩きになると富士見小屋の緑色の屋根が常時見える様になります。
帰路の林道から荷鞍を振り返る、奥に白根。良かったーー。

帰りにアヤメ平から荷鞍山
直ぐに富士見小屋に着きます、あー荷鞍山、良かったー。アヤメ平と共に超お勧めです。
スマホXperiaヤママップのログです。







7月10日 尾瀬アヤメ平

横田代から至仏山を振り返る

梅雨の間の晴れ間にアヤメ平と荷鞍山へ行って来ました。富士見下から荷鞍山も考えたのですが、晴れてる時のアヤメ平が見たく、鳩待峠からの往復にしました。大正解でしたが。

前日、赤城高原SAで車中泊。沼田ICから戸倉へ向かいます、駐車場には何百台もの車が。
さすがに尾瀬です。乗合バスで鳩待峠へ向かい5時42分、ガスの中を出発します。
ツガの林の中を淡々と進み、飽きてくる頃に横田代へ。傾斜はあるものの広い湿原です。
周りはガスで山々は見えませんが、湿原の雰囲気は良いです。このコースはほとんど木道を進みます。
広い横田代を過ぎツガの林の中に入ると中原山です。そして直ぐにアヤメ平となります。


横田代

アヤメ平手前から片品村越しの赤城山

アヤメ平の池塘
ガスで覆われていますが、十分に素敵です。池塘にはカエルが鳴いています。1965mの高層湿原です。
緩く降って行くと富士見田代の池塘があり、ここも素敵です。木が無いので常時富士見小屋の緑色の屋根が見えます。廃業となっています、かなり大きな建物です。すぐ側に大きなトイレもあります。



昨年で営業終了の富士見小屋
荷鞍山へ向かいます。荷鞍山は別にアップしたいと思います。この山も良かったです。8時半からガスがどんどん消えて晴れてきます、眺望も広がって遠くの山々も見える様になってきます。

富士見田代の池塘越しの燧ヶ岳
富士見小屋へ戻り渋川から来たという単独男性としばし会話、水場は富士見下道路を降って直ぐだという。25名以上の団体がアヤメ平方面へ向かいだしたので、先に飛び出します。
途中でサンドイッチは食べましたが、富士見田代の池塘の所で湯を沸かしカップヌードルの昼食とします。写真の様にまばらに薄雲はありますが青空も広がり遠方の山々もはっきりと見えます。申し分のない眺望です。
日帰りという宇都宮からと戸倉のペンションに泊まるという老夫婦としばし会話します。
アヤメ平から景鶴山越しの平ヶ岳
昼食と会話を終えアヤメ平へ向かいます、すっかり晴れて眺望は最高。写真もたくさん写しました。木がないため360度の眺望なのです。知名度がいまいちのせいか人はとても少ないですね。
2,000m近いため涼しい、風が吹くと心地よい。

充分に楽しんだ後、鳩待峠へ戻りました。14時に乗合バスで戸倉第1駐車場へ戻ります。下界はカンカン照り、愛車もアツアツです。
そのまま東京の自宅へ渋滞の関越を走ります。18時半自宅に戻りました。

アヤメ平はお勧めですね、今年に入ってからの山行は良い所ばかりです。
アヤメ平から燧ヶ岳

アヤメ平から赤城山

アヤメ平から燧ヶ岳を振り返る

池塘越しの至仏山、最奥は巻機山か

池塘越しの燧ヶ岳
10数年前にGWの景鶴山山頂からです。右端が横田代、その隣がアヤメ平ですね。